「ウリハッキョ」自主上映・日本公式ブログ

「ウリハッキョ」ー北海道朝鮮初中高級学校での日常を描いたキン・ミョンジュン監督のドキュメンタリー映画(2006年釜山国際映画祭雲波賞受賞作品)の日本自主上映・公式ブログです。

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pianocraftさん・映画「ウリハッキョ」を観た!

pianocraftさんの許可を得て、ブログ「毎日が日曜日blog2」より記事を転載させていただきます。
☆ ☆ ☆

5月にこの映画の存在をしったのだけど、結局そのときの上映会にいけなかった。すごく残念な思いをしていたら、全国で自主上映が続々とされることになった。今日、私はごく近所で行われた上映会でこの映画とやっと出会うことができた。

今日の上映会の主催は近所の北大阪朝鮮初中級学校父母会や支える会として運動している「アプロハムケ北大阪(北大阪朝鮮初中級学校を支える会)」なので、朝の上映には多くの朝鮮学校の生徒さんが小さい子から、大きい子まで参加していた。

朝鮮学校と一般に呼ばれる学校がどんなところか、日本人としてずっと生きてきた私には知らない世界だった。おんなじ世代だったころも、チョゴリを着て通学する女生徒は知っていたし、朝鮮学校の男子生徒が喧嘩に強いというイメージを持っていた。少し距離を置いた感じで知ってるというだけだった。

もちろん、大人になってから多くの在日の人と活動したり、韓国の友人がいたりと仲良くやってるとおもうけど。
それでも今日見た学校は全く私の想像していたものとは違っていた。

そこは、もう一つの学校。まるで「家族」のような生徒たち。北海道の朝鮮初中高級学校では、年の違う生徒たちもお互いを、支えあい、守りあう。彼らにとって学校の塀の外の世界は、いつも脅威だ。
緊張を強いられ、異なる文化に対する無理解・非寛容が渦巻いている。特に、拉致問題がクローズアップされると脅迫はより現実的な脅威になる。それだからこそ、自分たちのアイデンティティーを守るためこの学校は存在する。

日常生活の中にある、朝鮮語も日本語とちゃんんぽんになっていて面白い。監督のキム・ミョンジュンさんも撮影期間の3年を朝鮮学校で過ごしたが、最初は先生の言葉はわかっても、生徒たちの日本語交じりの言葉が理解できなかったという。けれど、しまいに「へんな訛」のハングルを話すと友人に指摘されるが、本人はそれがとても嬉しいという。一緒に過ごした人々への愛情があふれている。

登場する生徒たちは実に明るく元気だ。だが、それぞれの事情で日本社会の中で葛藤や困難、差別にあっている。そのために、早くから自分が何であるか?ということを考えている。誰のために生きるか?
自分のためにだけでなく同胞のため、仲間のため。強い絆がそこにあった。

映画の中には万景峰号に乗船しての修学旅行のシーンもある。監督は、舟に乗って北朝鮮に入ることは許されていない。韓国から入ることはできても。そこに深い分断を初めて感じたという。
この映画は、昨年の釜山国際映画祭のドキュメンタリー部門で最優秀賞を取っている。韓国の人にとって彼らの存在は忘れられたような存在であったに違いない。

面白いのは、ソウルでの感想に「今まで民族や国のことなんて考えたこともなかった」というのである。
これって、けっこう日本人もおなじじゃない?
私にとって、日本は住んでるエリアにすぎないと考えるのだけれど、それは、同じ国に住んでる他のアイデンティティーを持つ人から脅威を受けたことがないからだと思う。そう、私たちはこの国の多数派で脅威をあたえても与えられることのない存在だからだ。
本当に彼らが安心して自国の言葉や文化をおおっぴらに語れるには?
日本人の側に大きな責任があると、また、改めて思った。

この映画は、まだまだ上映が広がっている。どこかで、是非出かけて欲しい。
詳しい情報は、映画『ウリハッキョ』日本公式ブログ http://urihakkyo.blog105.fc2.com/で更新される情報をチェックして欲しい。

もう一つ追加。
明日、22日東淀川の瑞光寺公園で「平和のマブイ祭り」が開かれます。午前11時から4時まで。
その会場でウリハッキョのTシャツ(他にもいるかもしれないけど)着ているのが私です。
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  1. 2007/07/23(月) 06:15:52|
  2. 観客が見た「ウリハッキョ」
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