
ミスター カン・ソンジン先生
この人を一言で表現するならば、
‘マクガイバー’だと言えるでしょう。
学校で電気、電子、コンピューター、サウンド、映像などなど
そのすべてのものに問題が発生した時、
疾風のように現れて問題を解決してくれるのです。
実は、僕も撮影中にいろいろ力になってもらいました。
だから、映画のエンディングクレジットの中に
「撮影補助」として名前を入れたのです。
スキー場でスノーボードを滑らせながら
子どもたちの顔をクローズアップで撮影していた様子は、
いまだ僕には驚異に近い思い出です。
カン・ソンジン先生は、ウリハッキョの
ホームページ担当者でもあります。
毎日のように日本人から送られる脅迫メールを
削除するのも最近の日課だということです。
そして、いつも創造的で変わったところがあります。
新しく買ったカメラがあれば、それをすぐにテストして
授業に使うことで有名です。
年に何回か、学校の先生だけの論文発表があるのですが、
その時に他の先生方が期待するのは
カン・ソンジン先生の論文の発表です。
コミカルでもあり、不思議でもあり、視覚的にも面白いなど、
五感を刺激してくれる授業だからでしょう。
だから、子どもたちの間でも、授業の内容面で人気は断然トップです。
理科(数学、化学、生物などをまとめて‘理科’と言います)授業の担当です。
カン・ソンジン先生が作った、ウリハッキョ40周年記念の
ビデオを見ると、本当にびっくりします。
その編集や撮影技術がどんなに優れているか。
僕が、一度映画を作ってみたらどうかと聞いたみたところ、
既に何編かの短編とパロディー映画を製作したことが
あるということでした。
それを見て、気絶するほど驚きました。
特に‘マトリックス’と‘リング’のパロディーが
とても作品性に富んでいました。
‘リング’のパロディーは、21期生たちも参加して
作ったそうです。

とにもかくにもすごい人なのですが、さらに驚くべきことは、
その食べっぷりが冗談ではないということです。
学校の寄宿舎に、もう10年くらい住んでいるので
自然と寄宿舎のご飯がおいしくなるのかもしれませんが、
ともかくこの先生が食べるのを見ると、だれもがひっくり返ります。
他の人の4倍(少しオーバー?)は食べるんですから。
それも量だけで勝負します。
特に鶏肉キラーです。一人で鶏4羽は軽く平らげてしまいます。
この先生のために近所の鶏肉店が商売をしているという噂です。
どなたか、北海道ウリハッキョに行く時は、
鶏肉を何羽か持っていけば、カン・ソンジン先生から
いい点をもらえること、間違いなしです。
30歳を越えたのに、いまだに独身です。ヒヒ。
今は付き合っている人がいるのかどうか…。
最近、カン・ソンジン先生を見る他の先生方の目の色が
少しおかしくなってきたけど、確かに独身です。
空手が特技なのですが、ウリハッキョには空手部がないので
一人で練習しています。
年に一度ずつ、担任をした子どもたちが
進学するたびに、子どもたちのために
ビデオ作品を作ってくれる、
とても心暖かい先生でもあります。

北海道で「ウリハッキョ」の上映会をした時に、
オーディオ問題が生じてあわてふためいていた僕たちを見ながら、
その場でコードをつないで、はんだづけをして、
あっという間にオーディオ線を作ってくれたカン・ソンジン先生。
今年はどうか、
新しい家庭を構えて幸せな気持ちを味わってみてください。
もう寄宿舎のご飯じゃなくて、奥さんが作る温かい食事を
食べた方がいいじゃないですか。
参考までに、韓国から来た美しい女性も
嫌がってはいないという噂です。(2007.3.28)
※この記事は、前回の先生紹介記事に続き新潟・びびんば会
金子博昭さんが翻訳してくださいました。
今回の地震で金子さんは直接被害には遭われなかったそうですが、被災地でのお仕事など色々と大変な時期なのに、このようにいつものように記事を翻訳して送ってくださいました。本当にありがとうございます。(K)
- 2007/07/18(水) 00:26:39|
- ★「先生」を紹介します。
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